5勝3分け4敗11得点10失点、得点能力はほぼ1点。負け試合の複数得点も少ないので守備はしっかり目。442フラット。J2のオーソドックスな442。FWも守備に戻る守備的な動きもする。元沼津の監督ということでジュビロ色のある442のサイド攻撃メインだが攻守にバランスは良さそう。ジュビロとの順位差もほぼないのでしっかり勝ち切らないといけない。
ロングスロー持ちなのでサイドにボールを逃がすのは得策ではない。190㎝のハイタワーがいるので三浦は不利かもしれない。ここは八田か新外国人GKのアレックスを使いたい所。
攻撃時は4411気味、守備時はボールサイドのSHを上げて433的な守備をする。
流石に弱いチームではない。対策を怠っているとワンチャンやられる可能性もある。
守備がコンパクトでワイドでのマークが薄い。ライン間を取らせやすい。前後左右にボールを大きく動かしてオープンな展開から得点したい。ただしロングスロー、セットプレーが強いので出来るだけそれらに繋がらないようにしたい。
サイド攻撃メインのジュビロとはあまり相性は良くないような気がする。秋田は右サイドが攻撃の主力。ジュビロが左サイドで攻めるなら当たらないが、右サイドで攻撃するとスローインが多発するだろう。逆に考えると右サイドを攻撃して高い位置(秋田の低い位置)でのスローイン、FKなら問題ない。秋田の右サイドにハイプレスをかけて攻撃の軸を潰してカウンターするという手もある。もしくは左サイド攻撃を徹底して相手の右サイドを中央守備にさせることで右サイドの攻撃を防ぐ。どちらにしても右サイドの攻撃をさせないというプランは必須だと思う。
群馬戦 1-2
1失点目:早い時間のCKからの失点。CKからゴール正面位置からファー側に流して入れる。GKが正面なので届かない位置に流しているのがうまい。
1得点目:PAの両サイドを攻撃してからの中央ボレー。秋田の攻撃スタイルは両サイド攻撃でジュビロに似ているかも。
2失点目:秋田のライン間で受けてCBを釣り出してその背後を突く動き。底を集中攻撃してこぼれを決めた。ライン守備の場合飛び出すとその背後のケアが確実に必要。なのでCBが飛び出る前にできるだけ中盤がプレスバックしてスぺ―スを潰す方がいいんだが、それをすると相手の中盤ラインか最終ラインがミドルを狙ってくる。この辺りは駆け引きや連携の準備でどれくらい練られているかで複数パターンの選択肢から動きを変える必要がある。CB釣り出し後にボランチ釣り出し、更に縦で再度CB釣り出し、守備陣の必死のクリアを拾ってシュートが決まる。これは秋田の守備システムに合わせて崩した群馬が上手い。
栃木戦 1-0
1得点目:ゴールエリアのラインに近いかなり高い位置でのPA外からのFK。ゴールエリアに密集して守る栃木に対してペナルティアーク付近に3人置いてマイナス方向にグラウンダー。ペナルティアークの選手がシュートをファー決める。セットプレーには注意だな。
千葉戦 2-0
1得点目:序盤、右サイド深くからマイナス気味のグラウンダーを中央のFWを狙って横に入れるがスルーして逆サイドフリーで走り込んだSHかSBが決める。
2得点目:これも右サイドからの攻撃。サイド2人の攻撃から中央2トップに入れてその後ろにも2人、逆サイドに1人いるので2トップの背後に3人構えてそこでボールを拾えている。攻撃のシステムがキッチリ出来上がっているチームだな。2列目、3列目の攻撃が凄い。決して守備的なチームではないな。
北九州戦 1-1
1失点目:北九州のミドル。PA外の右から中央に向けて距離を維持しながら動いてのミドル。秋田はGA前に3枚、PA正面側2枚、PAボールサイド2枚、PA外2枚と守備の枚数はいたが、北九州はPA内には入らずにPA外から撃ってきた。シューターへのマークが甘くほぼフリーの状態。これではコースを狙われて当然だなぁ…。枚数がいるからこそ抜かれてもいいから詰めた方が良いのに。
1得点目:ロングスロー警戒させて近い位置の味方にスローイン。マークをそちらの向かせておいてスローした選手に戻してからのクロス。ファーのDFの背後から前に入ってヘディングで決める。ポジション争いが上手い。ファーでGKが警戒できない位置なので選手の個の質で勝負できる。
京都戦 1-0
1得点目:右サイドから縦に突破して中央の2CBの間を割って入ったFWがGKをかわしてのシュート。ハイプレス気味の守備だったかもしれない。京都に勝ったわけで弱くはない。
松本戦 1-3
1得点目:CKからニアに入れてGKを巻き込んで倒れ込む。ボールがファーに抜けてファーで押し込み。
1失点目。松本がPA右側を縦に突破して中へとグラウンダーを入れるボールが跳ねてDFがオウンゴールか。
2失点目:松本の疑似カウンターでCBからシャドーへ入りWBへ上がってきた選手が後ろからファーにミドルを決める。中盤にボールが渡ったことでマークが中盤に移り、背後から上がってきた選手がほぼDFの中間位置に入ることでスペースのある場所から蹴ることが出来た。マークが一歩遅れることで狙えるコースも精度も高くなる。
3失点目:ゾーン3に入る場面、松本が右サイド展開。やはりマークが遠いのでそのまま長いクロスを入れる。松本の左サイドの選手が中央の裏に入ることが出来た。今のJ2の守備はコンパクトなので大きなサイドチェンジからの逆サイドという両サイドを使った挟み撃ちがかなり得点パターンになっている。
大宮戦 0-0
大宮のサイドから中央に流したパスであわや失点。サイドのマークが弱く入れやすい。中央をコンパクトに守るのでサイドが孤立、ハーフスペースを狙いやすい。中央は2CB+逆SBの3枚、ハーフにSB、ワイドにSHの1枚づつ。SBとCBの間の縦のギャップを狙ってSHとSBの中間スペースを斜めにパスを通している。
大宮のFK。秋田のGKは背は高くないがジャンプ力はある感じ。
大宮のCBからFWへの鋭いパス。秋田の左サイドに寄せてスライドしている場面で中央のFW狙い。2列目のボランチがサイドにスライドして相手のWボランチも強制的にスライドさせ、その中央を通した。これは凄いね。FWがフリックして前のFWに出そうとしたがつながらず。しかしプレーとしては面白いし中央突破の形なのでとてもいい。
大宮はサイドでもマークがゆるくなくしっかりとマークについて距離も空けない。その為に正確なクロスが入れられない。
山形戦 0-0
秋田のマークの緩さを理解して山形はPA外から積極的にミドルシュート狙い。
金沢戦 1-2
1失点目:CKからのクロスを弾かれPA外からミドルで決める。
1得点目:カウンターで中央から左展開、さらにサイドチェンジで右展開。最後は中央でシュートを決める。左右に揺さぶって中央で決めている。ワンタッチと速い動きの連動。連戦でまたスタミナ切れになっているであろうジュビロからするとこの動きは厳しい。
2失点目:金沢のCK。PA外に一人残してPA内ファーに縦に並ぶ。最初の動き出しで前に詰めて秋田の守備をGAに閉じ込めておいてPA外の選手にグラウンダー。ミドルを決める。
金沢はセットプレーが脅威だな。
金沢の柳下と元沼津の吉田とジュビロ繋がりの対決だな。
水戸戦 1-0
1得点目:右サイドからPA内ニアのポケットに入ってマイナスパスで中央で決めた。
岡山戦 0-1
1失点目:FKからのボールをつないでシュート。ゾーン3からゾーン2にかけてのワイドの位置からニアのGA外くらいに低いボールを蹴って、それ中央から外に開きつつ繋いで高めに浮かせてGKの意表を突いた。
入らなかったが秋田もサイドで3人トライアングル作って回してファーに入れる形もやっている。
長崎戦 2-1
1失点目:PA外からファー側にクロスを入れてヘディング。3CBはいたがライン間から走り込まれて止められず。
1得点目:ハーフラインからのFKをGKが蹴る。ヘディングでポストして前に送り、それを倒れ込みながらボレーでファーに決める。GK触れず。
2得点目:CKをノーマークでヘディング。中央にペナルティマーク付近に縦3人並び、さらに前方に1人別に並ぶ。GKにも1人立たせる。前方の1人がニアに囮として走る。そのスペースに後方から走り込んで決めた。3人に同じく3人マークがついていたがついていけず。
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