https://youtu.be/MVRoQ7RLN9M?t=154
得点シーンは大井のロングボールから
https://youtu.be/MVRoQ7RLN9M
ルキアンがCBとSBの間の裏のスペースを狙い縦に走る。
そのままSB側に流れる。
https://youtu.be/MVRoQ7RLN9M?t=164
この時点でゴール前には逆サイド側のCBSB2枚、ボールサイドCB1枚、ボールサイドSB1枚と3カ所に守備が分断される。
https://youtu.be/MVRoQ7RLN9M?t=166
ボールサイドのボランチがサイドに出て、入れ替わりにSHが降りてくる。
ジュビロも左後方からCBSB間に縦に侵入してくるが合わず。
しかしそのこぼれ球をパスを出したルキアンが拾ってシュート。
左サイドにルキアンが流れて、松本と溜めを作りSBを釣ってCBSB間を広げたところに左CBの鈴木雄斗が走り込んでルキアンがスルーを出して雄斗が決める、というパターンで、こぼれをルキアンが回収してシュート。
これは442の岡山に対して1トップから左に流れたルキアン+左WB松本+左CB雄斗の3人で左サイドに人数をかけつつ、SBをサイドに釣って3対1、ボールサイドのボランチが来て3対2、という局所的な戦力差を一気に作ったというのが重要な部分。
4バックの弱点であるCBとSBの間を突いた攻撃。
サイドで1トップ、WB、CBの縦関係をサイドに寄せて横関係に変換。
SBを釣りながら縦関係からインナーラップによって横関係に攻撃を変換している。
これなら相手のライン守備を横に引き伸ばしながら分断各個撃破する形でよりゴールに近い場所に向かって侵入できる。
岡山のボランチも上手くて中央からサイドに寄せてるし、SHもプレスバックして雄斗の侵入に合わせてる。
流石に失点の少ない堅いチーム。
ルキアンのムーブが4の字ムーブでよかった。
中央から斜めに上がってボールを受けつつサイドに流れる。そこから入れ替わりで縦にパス。
さらに詰めてシュート。
大井も三浦もハイボールのロングボールを入れることで3ラインコンパクトに守る岡山の442に対しての攻撃による対策をしたってことか。
まず3ラインフォーメーションは間延びに弱い。その為に前後にコンパクトにして絶対に間延びさせない。
それを利用して背後のスペースにロングボールを出す。
しかもハイボールで落下点周辺のDFの視野を奪う効果がある。
あえて高いボールを入れることでボールを見上げることでフィールド全体を見る視界を奪っている。
攻撃陣のオフザボールの動きを助ける効果になる。
ロングボールで後ろを意識させることと、ルキアンがサイドに流れることでSBをサイドにピン止めする。
そしてCBとの間にスペースを生み出す。
そこをルキアンの背後からWBの松本、CBの雄斗が侵入してくる。
1トップを囮にしながら後方からの攻撃をよりゴールに近い位置に進めるという攻撃が出来ている。
442に対しての宿題はかなり良い回答が出たのではないだろうか。
特に攻撃で攻略したという部分が大きい。
442は守備の堅さとカウンターの鋭さが特徴なので、苦手としていた442をこれだけ合理的に攻略で来たのは大きい。
非常に良いパターンで攻略できたと思う。
ルキアンのプレーが一瞬切れそうになってた部分があるがすぐに気づいてシュートに行けたのが良かった。
ジュビロの選手は練習に問題があるのか非常に気の抜けるのが速い。
プレーオンの状態でもオフザボールになるとすぐにプレーの質が落ちる。
本来なら自分にボールが来るようにする為にオフザボールの質が高くないといけないのだが、そういう部分が足りないことが多々ある。
鈴木雄斗の素晴らしい部分はオフザボールの時に周囲を確認して適切なポジション取りをするし、ボールを持ちながらでも一つ飛ばしや逆サイドなど広い視野で確認しながら次のプレーを考えている部分。
一人背負って捌きながらも、次のプレーに有利な状態でボールを出そうと周囲を確かめながらプレーしている。
本当に実力のある貴重な選手だと思う。
補強120%の当てはまる一人。
よくジュビロに来てくれたと思う。
本当に上手い選手。
ボールコントロールというテクニックではなく、総合力の高い選手。
ジュビロが不得意とする442に対して1-0で勝利。
しかも守備の堅い岡山に得点できたのは大きい。
途中山本が遠藤のコピーのように中に縦パス通そうとして失敗していたが、そういうのは通らないんだよね。
そもそもコンパクトな442相手に中にスルーパス通そうとする時点で間違ってる。
大井、三浦がロングボール、ハイボールを使ったことで大きなチャンスが生まれた。
コンパクトな相手だからこそロングボールが効く。
「相手を見て戦え」
相手に中を意識させる囮として縦パス見せるだけならいいんだが、それに合わせられてカウンターの起点にされるとかならしない方がましだしね。
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