https://www.footballista.jp/special/107295
戦術は常に進化している。
既に7レーンの理論化がされてきている。
センターとハーフスペースをより細分化している。
PAより外側と内側で分け、外側は2分割、内側は3分割されている。
センターエリアの3レーンを442で守る相手に対してN字のパスで縦に入れて最後は外からダイアゴナルに入ってきてシュート。
ダイアゴナルの動きは重要で、守備側はマークの受け渡しが難しく、視界に入らず、オフサイドトラップにかけにくい、という非常に攻撃的なムーブ。0トップでも外に開いたFWがダイアゴナルに入って来るだけで相手は非常に守りにくい。
しかも最後がロブパスで中盤を飛ばして最終ラインを押し下げるパスになっているのでダイアゴナルランと相まって最終ラインはマークしにくくく、中盤はプレスバックが間に合わないという縦のギャップを非常に良く作っている。
7レーン理論である必要があるかは別として、密集している442に対して縦パスを入れられた、という部分は興味深い。
これは右サイドに3人寄せてサイド展開を匂わせることでSHCHが右サイドに引き寄せられていることでCFへのパスが通ったということ。
ポジショニングで上手く相手を釣って狭いエリアに速い縦パスを入れることが出来ている。
ボランチを飛ばして一つ前に入れてからボランチが横ズレしてポストからのバックパスをもらっているのも良い動き。
敵の守備の視線は一旦後ろに行くので横ズレを見られずにスニークでポジションを変更出来ている。
しかしシュートを撃った選手のトラップが上手い。
突っ込んできた相手を背中に背負いながら左足で自分の股を抜くようなトラップからのシュート。
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