2021年3月10日水曜日

幻想の終焉

 幻想=ファンタジー=ファンタジスタ


名波、俊輔、遠藤とファンタジスタ路線を続ける限りジュビロは厳しい戦いを続けさせられる。

既に目的と手段が入れ替わっている。

ジュビロはファンタジスタ保護区ではない。

絶滅危惧種のファンタジスタを保護して降格する必要性はどこにあるのか。

そもそも何故ファンタジスタが絶滅危惧種にならざるを得なくなったのか。


ファンタジスタのポジションは以前はトップ下だった。

それがボランチに対人守備の強い選手を置いたりゾーンプレスを敷いたりすることで徹底的に対ファンタジスタ守備をした。

トップ下から下がらざるを得なくなりボランチに降りたが、今度はFWの守備組み込みによってボランチからも排除された。

そしてSBに移るが、そもそも対人守備に弱いファンタジスタがSBにいても守備貢献はできない。

ポゼッションスタイルではSBCBGKも含めた守備ラインがビルドアップをするスタイルになり、ファンタジスタ一人が局面を変えるような場面が必要なくなった。

ファンタジスタ一人を潰せば問題は無くなる。

マンマークすれば仕事ができなくなる。

ファンタジスタのリターンよりリスクの方が高くなったが故に必要なくなった。


ジュビロはまだ夢の中。

現実はJ3降格圏。


常に時代は進化している。

惰眠をむさぼり幻想の中で生き続けるチームに勝利はやってこない。


ファンタジスタが活きる為にはその何倍も周りの選手が走り回る必要がある。

走らない選手が多いジュビロでファンタジスタがどう活きるのか。

むしろファンタジスタ殺しのチームになっているのではないのか。


ジュビロのチグハグさはいつになっても治らない。

現実を直視して直すべき部分を直さないと降格してしまうぞ。

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