2021年2月2日火曜日

トレーニングマッチ

 ジュビロは3-6-1ベースで3-4ー3に近い形で守りながらのカウンター。

去年の金沢戦6-0のフォーメーションがベースのようだ。

3トップのWGが中にいる時はWBが上がってサイドをカバー。

WGは中、外の移動をしながらの攻撃。

WBがサイドを縦に動いて幅をカバーする。

ボランチが低めではなく中央に近い位置を取れているので2CHに近い。

中盤中央でも積極的に前に出て中央を使われないようにプレーできている。

その分サイドでの攻防が多め。

相手が最終ラインからビルドアップする時に2CHにボールが入ることもあり、かなり良いポジショニングが出来ている。

これがボランチでもう0.5列下がってしまうと中央を簡単に制圧されてボール配球されてしまうことになる。この点はかなり改善されたと思う。

中盤サイドで持てる場面があってもカウンターに行かずに下げてしまうシーンはもったいない。

パスベースでやっているので動いてスペースを空けてドリブルコースを作るというのがいまいちない。

ボールホルダーがそのままドリブルして移動できればドリブルとパスの2択が生まれる。

ポジション維持し過ぎるとパスコースが無くてプレッシャーに負けてバックパスになってリスクが増すので出来るだけボールを前に運べるような連携が欲しい。

横移動から逆サイド、前のポジションに受け渡しなどで繋げるはず。

WBが3バックと5バックの中間に近い位置取りで低めにいるがCHの押し上げとWGの裏の両方をケアするための位置取り。

5バック気味なので幅をケアできることと、WBがサイド対応している時のCHの裏をサイドCBが前に出てケアする形も見られる。

CBの負傷はこの辺りと関係あるかも。

逆サイドのWBが中央に来てバイタルを埋めると良い。

WBがちょっとサイドに張り過ぎな感じもある。WBを攻撃的に使いたい感じ。

横移動よりCHとCBの縦移動でバイタルを守る感じ。

ボールがサイドにあるなら逆サイドのWBの横移動で中央は埋めたい。

中盤のポジション構成から中盤サイドで奪わないとCHCB間のバイタルが狙われやすい。

出来ればサイドで奪いたいが最悪3バック+WB+CHの囲みで中央で奪うことも。

奪う位置は比較的前から出来る。

3トップのプレッシャーからCHにボールが収まるタイミングもあった。

WBの位置の低さはWGで補うことで3バックが中央を維持できる。

失点はないが逆に攻撃時にやや後ろが重たいかもしれない。

WBにロングパスが飛ばせるタイプを置くと前のWBを走らせたりサイドチェンジ出来たりするからカウンター時に活きる。

CHの裏を横移動でカバーすることとWGが中に絞った時にサイド守備、縦の攻撃と縦横に動けるとマッチする。

CHは攻撃時に一つ前に出てトップ下役も出来ると攻撃時に活きてくる。

CHはトップ下役とボランチ役の2枚のペア。

ボランチ役はボール奪取、パス供給、スペース管理など。

攻撃時にWGが左右に広がっているタイミングではトップ下役が前に出ていく。

WGとCFの中間のスペースを使うことが出来る。

3トップはボールサイドのWGがサイド攻撃、CFがニア、逆サイドWGがファーに。

CHのトップ下が前に出て中央へ入る。

逆WBが中に入ってボランチ役になって2CHを維持。

連動して動けると抜けの無い守備を維持できる。


今年のスタイルはわかった。

他のチームがどういう対策をするのか、そしてそれにどう対抗するのかが次の問題点になる。

前線からのプレス+中盤で奪取してショートカウンターのスタイルは出来たが、対抗策はロングボール。

中盤サイドで奪えないでWBを抜かれてサイド深くをえぐられた時にCBが横に広がるので逆サイドのWBが下がって中央の3バックの壁を維持する必要がある。


攻撃面はサイド攻撃メインでカウンター時にスピードがなく相手の守備が間に合ってしまうと崩しにくい。

ショートカウンターは速攻が大切なので中央速攻を主軸にしながらのサイド攻撃をサブとして使うくらいでいいと思う。

縦の速攻と横のサイドチェンジ、裏狙いの両方を使い分けてバリエーションのある攻撃をして欲しい。

このフォーメーションの利点はWBからCFへのアーリークロスの速攻、CBからWGへのサイド攻撃の両方が可能なこと。

中央攻撃とサイド攻撃の両方ができるのは相手の守備を揺さぶることが出来るのでどちらかを防がれてももう一方を使える。

サイド攻撃単体だけだと速攻が無いので守りやすい。

相手の守備が中盤プレスならアーリークロスの速攻で中盤飛ばして攻撃した方が良い。

相手の守備形態や戦術に応じて中央、サイドの両方を使い分けると良い。




0 件のコメント:

コメントを投稿