2021年1月14日木曜日

結果にコミットしない → 迷走

ジュビロの迷走の根源 = 結果にコミットしない。

具体的に言うと、試合で活躍した選手を正当に評価できていない。
人気のある選手とその選手のグッズ販売は経営面での利点であり戦略的には貢献する。
しかし、チーム全体としてみた場合に汚れ役をする守備陣の評価が良くない。
攻撃サッカー、パスサッカーを掲げてしまう為に守備が個人分断されて個人の責任問題にすり替わってしまう。
大南の移籍や藤田の評価などほぼそのライン。
CBやGKがミスをする確率は高く、その責任を一人に押し付けることは非常に危険である。
そもそも守備は個人ではなく全体で賄うべきものであって、個人のミスはその局面だけを見るのではなく、そこに至る経緯がある。
失点の理由はGKが止められない以前に守備ラインがコースを限定で来たか、中盤が詰めていたか、前線が追っていたか、というすべての連動が切れていたことによる。
もしくは敵のボール回しが的確でこちらの守備組織の構成の弱点を突いた崩しを徹底されたか。
いずれにしてもチーム全体として守備に穴がありそこを突かれたことに間違いはない。

攻撃サッカー、パスサッカー、ポゼッションサッカー、サイド攻撃とスタイルを作ることも良いが、得点や失点を深く分析して評価して強化、克服することが出来ているか。
複数得点出来た戦術や勝った時の戦術をベースにするべきでスタイルを求めるより勝つことにこだわるべき。
つまり勝利という結果にコミットする必要がある。
結果を出した戦術、選手を評価することが重要。
内容が良かった、という言葉は結果を重視しない。
内容が悪くても勝利することの方が重要である。
パスをいくら回しても得点にはならない。
重要なのは得点することであり勝利する事である。
まず最初にチーム全体が勝利主義に立つ必要がある。
そして勝った戦術、選手を評価するべきである。

なぜ迷走するのか、それは選択肢が間違っているから。
常にチグハグな事をやり続けているジュビロ。
なぜそうなるのかを真剣に考えて解決する気があるかどうか。
人気選手ばかりを利用するスタイルは実力主義を潰す。
結果として勝利できない=見向きもされなくなる。
勝利が第一であり、売り上げはその次であるべき。
勝利こそ売り上げへの近道である。
真逆なポピュリズムに走った結果が低迷期。
スパルタンスタイルで勝利重視であるべき。
勝利こそ利益を生むものだと理解するべき。

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