チェスの駒とその効き方を見るとサッカーに応用できる。
中央で強い駒=ナイト
ナイトの動きは桂馬と同じ。
縦横にやや斜めの8方向に動くことが出来る。
これと同じようにパスをするとする。
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横斜め右前
横方向の前にパスする場合は相手のラインディフェンスの端を狙う。パスの受け手はSBやSHなどサイドの選手でサイドを突破する。逆方向からサイドチェンジしてからの突破を狙う場合などに使用。ショートの横パス。
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△
縦斜め右前
縦方向の前にパスする場合は相手のラインディフェンスの間隔が広い場合。両サイドにパスを展開して中央の守備の間隔が広くなった場合にラインのすぐ裏のスペースを突きたい場合に使用する。ショートの縦パス。
ボランチは長短のパスをすることになるが、中央にいる選手はナイトと同じように緩い斜めの縦パス、横パスで裏やサイドを狙ってパスを出す。
ビショップのパス
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▼
△
ビショップは角と同じで斜めに大きく動かすサイドチェンジのパス。グラウンダーなら相手の守備が斜めになっている場合。斜めに並んでいると守備ラインの間隔はやや広くなるので相手のラインに対してXのように逆の斜めにカットインすると相手の守備の背後に入ることが出来る。(右▲→左斜め上▲)
パスだけだと中央からは両サイドの深い場所に、サイドからだと中央の深い場所にパスをすることになる。
パスからのカットインだと、中央からはサイドの深い場所からニアゾーンへのカットインを、サイドからはサイドの裏のスペースを突く動きになる。
中央なら2CB、3CBの脇狙い、サイドならサイドが1人の3バックでWBを引き付けておいてから中央から裏への抜け出しを狙う。
2人の選手が同じ横ライン上に並んでいた時、
左の選手がナイトのパス、右の選手がビショップの動きをする場合。
__△③△④
▼__▼△②
△______△①
右の選手が①→②→③と斜めにビショップの動きで斜めに走る。
左の選手は②と③の位置にナイトのパスを出すことで右の選手にパスを供給できる。
①のポジションから縦の突破をする時は①→②→④で直進する。
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