昨日の金沢戦で361ワイドボックスで大勝したジュビロ。
しかし本番はここから。
J2板で書かれていた通りで、「ドン引きカウンター」に対する対策が出来るかどうか。
ここが分かれ目。
特にJ2は守備に穴があれば昇格できないリーグ。かつカウンター重視のチームが多いので寝業師のようなタイプが多い。簡単には勝たせてもらえないということ。
いかにして「ドン引き」をこじ開けられるか。が問題になる。
1.戦略的にボールを持たない。(ポゼッション放棄)
2.ドン引きを剥がす
3.パワープレー
の3択
ポゼッション放棄は相手がドン引きだろうがボールを相手に渡してこちらがカウンターする。ボールを押し付け合うような状態になるかもしれない。
ドン引きを剥がすとなるとそれなりの準備が必要になる。361ワイドボックスだと左右に三角形が出来るので、その3人が位置を入れ替わりながらボールを回すことで相手の守備がボールを奪おうとするタイミングやエリアをずらしてスペースを作り出す。SHCHSBの3人がサイドで回しながら逆サイドの選手は内側に絞って中央で攻撃態勢を作っておく。サイドの3人がボールを回しながらスペースを作ったら逆サイドから中央に絞った中盤の選手が走り込んでボールをもらう。そのままシュート、FWへのパスなどサイドで崩して中央で決める感じ。
相手がドン引き541でも、中央は32ブロックになるのでサイドで回して相手のSHSBがサイドに寄せておく、問題はハーフスペース、ニアゾーンのCHとサイドCB。CHを釣り出して空いたスぺ―スにSHかCHが走り込んでパスを受けたい。パスを受けたら中央のFWか、サイドのSHSBがカットインする形で相手のSBサイドCBの間を抜けて縦に割って入った所を狙いたい。
相手が541のドン引きだとこちらはFWとCHの中央3トップ、もしくはFWCHCBの中央3トップ。(伊藤か藤田が前線に上がって高さと強さを生かす)
サイドはSHSBにCHの3人の三角形でボールを回す。相手が寄せてきたら引きながら相手の裏にスペースを作る。前線のボールサイドの選手がスペースに下がってボールを受ける。もしくはサイドCBがスペースに上がって受ける。これだと前向きで止まらずに突っ込めるので脅威が上がる。ここで一度ミドルシュートを打ってもいい。前にFWとCHがいるのでこぼれを押し込める可能性がある。パスするならサイドCBの脇、SBとの中間スペースにFWCHが入って受ける。もしくはサイドからSHSBがカットインで中間スペースに入ってくる。
イメージとしてはサイドにおびき寄せて相手の翼を根元から斬り落とす感じ。もしくは相手が刀で受けた時に脇差で相手の脇腹を突く感じ。
パワープレーは小川、伊藤、藤田を中央3トップで置いて、SBからの放り込みで3トップに力押しで決めさせるパターン。こぼれは山田上原ルキアン辺りがミドル決めるとか、跳ね返しをSBCBで回収してもう一回とか。セットプレーも期待できるので良いキッカーがいるといいかも。
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