磐田の新フォーメーション3151(361ダイヤモンド)
この表記から見えるのはWBをより高い位置で攻撃的に使いたいということ。
3バックも攻撃的に左右CBはサイドに近い場所まで広げて使い、攻撃サイドではWBと共に前に出て攻撃参加する。
4バックに対しての守備の課題は残っている。3421ではWBを引いてWボランチと4人ラインで中盤深い位置で奪う為相手SBの位置からCBの裏へのクロスに対応するのに遅れや守備の軽さが見られた。
WBを高く保ち相手SBに当てることでロングフィードを防ぎ、かつSBの裏のスペースを突くようにカウンターを仕掛けることができる。
左サイドからの攻撃時
左のWBとCBが攻撃参加
右CBが左にスライド
アンカーが下がる
右WBが下がる
右バランサーがシャドーとして上がる
トップ
↖ ↗
● ↑ トップ下 ↑
左WB ↓ 右BL
↑ 左BL
左CB
↓ ↓
←右CB アンカー 中央CB 右WB
これをWBとバランサーの動きのみにしてみると
↑ ↑
左WB 右BL
↓ ↓
左BL 右WB
これをレーンで区切ると
↑ | | | ↑ |
左WB| | |右BL|
| ↓ | | | ↓
|左BL| | |右WB
WBはボールに対して同じように動く。
ボールサイドが上がり、逆サイドは下がる。
一方、バランサーは逆に動く。
ボールサイドはボランチとして、逆サイドはシャドーとして動く。
ボールサイドのアウトサイドと逆ハーフゾーンが連動して攻撃するということ。
これはボールを視界に入れようとするとハーフゾーンのレーンが死角になるから。
上手いFWの選手がDFの背後に隠れるのと同じ。
ボールウォッチャーになるDFの背後を狙う=シャドーの攻撃
味方のFW、トップ下が中央でDFにマークされやすいので死角に飛び出してくるバランサーが得点しやすくなる。
かといってバランサーにマークが散るとFW、トップ下が自由に動くことになる。
ボールサイドに守備がスライドすると逆サイドが空きやすくなる。
そのスペースを使ってバランサーが上がることが可能になる。
0 件のコメント:
コメントを投稿