2018年2月10日土曜日

ペンタゴンディフェンス

ペンタゴンディフェンス

中盤5角形にした5人によるボックス+ラインディフェンス
基本はボックスディフェンス+ラインディフェンス

__ST
WB__WB
_DH_DH


3421のディフェンスの省略進化系

3421のディフェンスは

__ST_ST
WBDH_DHWB

ボックスディフェンス:Wボランチ+2シャドー
ラインディフェンス:Wボランチ+WB

この組み合わせで出来ている

ボックスディフェンスは中盤中央に4人が方形に位置してボックス内に入って来た相手の侵入を防ぎ、プレスバックによって奪う戦術

ラインディフェンスは中盤4人がラインを形成してパスコースを切る戦術
3センター+1サイドが基本
5バックは3センター+2サイドで横スライドの必要がない
4人の場合は横スライドが必要になる

ペンタゴンディフェンスでは5人でボックスディフェンスとラインディフェンスを形成する
5角形をトップ下、WB、Wボランチで形成
WBはインサイドでワイドにならないようにする
中央に5角形を作る

トップ下とWBの3人が前方中央のぱすコースを消す
中央にパスが入った場合はWボランチがコースを消してWBがプレスバックして奪い取る

___ST
_WB●WB
_DH_DH

ボールが5角形を迂回してサイドに回った場合
WBがサイドに出てサイド前方のパスコースを消す
トップ下が下がり、逆WBと2シャドーになって中央のボックスを作る

●__ST_WB
WB_DH_DH

_WB_ST_●
_DH_DH_WB

ボールサイドのWB+Wボランチの3人がラインディフェンス
トップ下+逆WB+Wボランチの4人がボックスディフェンス

トップ下+WBで相手のWボランチに対して3対2を作りパスを出させない
スルーパスはWボランチが対応する

3421の中盤6人で構成される守備を5人で行う
重要なのは中央ボックスを形成してサイドチェンジさせないこと
サイドは前を切ってボックスを押し付けてサイドラインを割らせるなどして奪う事
中央制圧によるゴール最短コースを守ること
リスクの低いサイドで奪う事
中央を無理矢理割に来る相手にはWB+Wボランチで囲んで奪う事



逆ペンタゴンディフェンス

相手がこちらのプレスを引き出してカウンターを狙っている場合
相手は自陣深くでボールを回し、こちらの守備が広がるように釣りを行う
この場合、相手の最終ラインへのプレスが重要になる
敵陣内での前からのプレスを行う場合は逆5角形でディフェンスする

__CF__CF
WB____WB
___ST

WBの位置を上げて、相手SBへのプレスを行う
CFは相手CBへプレスする
STはボランチへのプレス
4バックの相手は2CBを残して両SBを上げるパターンが多い
SBとCBに同時にプレスを行うことでボールロストやバックパスのパスミスを引き出すことができる
STだけでなくWボランチが上がって相手Wボランチトップ下+Wボランチの3人で当たるとさらに効果が高い
相手は出しどころがない
GKからのロングボールという選択肢にになるのでバックパスを誘うことができる
この時CFがGKにきちんとプレスに行くことと、連動して最終ライン全員にプレスがかかること
苦し紛れに蹴ったボールは正確には飛ばない
WBはすぐに戻って中央で5角形を作りセカンドボールを取ること


352ペンタゴンの初期位置ではペンタゴンディフェンス、WBを上げて逆ペンタゴンディフェンスになる
相手の守備陣形と戦型に応じて使い分ける


3トップでフォアチェックにくる攻撃型の守備相手には3CBとWBが開いてボールを回す
空いた中央を使ってボランチからトップ下へとショートパスをつなぐ
もしくはCBからWB、WBからCFへと縦にパスをつなぐ

中盤ショートカウンター型ならWBがワイドに上がって逆ペンタゴンを形成
中盤をカットしてCBからWBへとロングボールを入れる
サイド深くのWBからトップ、トップ下へとクロスをあげる

敵陣にこもってロングカウンター狙いの引きこもり守備には2トップ+トップ下をPA内に入れて、WBとWボランチでPAを包囲してミドルシュートを撃つ
PA内の2トップとトップ下がこぼれ球を押し込む

WBの位置の違いで守備的にも攻撃的にもなる
352ペンタゴンは変幻自在に攻守を行う

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