2017年は3421が当たりだったが、得点の少なさが問題として残った。
やはり磐田は2トップが合う。
現在の守備に残っている問題点はロングボールの出し手へのチェック。
2トップ化することで1トップではできなかったロングボールの出し手へのチェックが可能になる。
現在の守備の基本は343で、中央3人で最短コースを消しつつ、WBがサイドをケア、最終ラインも含めて4人ライン、5人ラインとすることで横のスペースを最小限にする。
352は332(ワイド)2に配置する。3ボランチとWBがSH位置まで上げた攻撃型のスタイルになる。
3ボランチはWBを上げた分、左右に空くスペースと中央のスペースの両方を埋める為に3人必要になる。
ボールがサイドにあれば、1人がサイド、中央2人、ボール中央ならば、中央3人。
ボランチがWBの守備の役割を担う。
3322ワイドは基本状態であり、ここから変形する。
1.ボール中央ならば : ワイドがインサイドハーフに入って中央ボックスを形成し3322にする。
2.守備重視ならば : 2トップが下がって334にする。
3.ボールサイドならば : ボールサイドのWB、FWが下がって、逆サイドはインサイドに入って3421にする。
守備の334からさらに押されても両サイドが下がって35(フラット)2、532とサイドを下げて5人ラインを形成できる。
ボールの位置に応じて、3322ボックス、3421、334、352フラット、532と変形可能。
1トップではなく2トップなので前線からの横パスを防いでワンサイドに絞りやすくなる。
3322ワイドの基本形から、3322ボックスの縦列型、3421、352フラットの横列型の両方に変化できる。
2トップと2ワイドの4人の攻撃陣が中央を避けてサイドから攻撃を行う。中央は3ボランチ3バックが守る。
課題として残っているロングボール対策は2トップ2ワイドの連動で、2トップが出し手へのちぇっく、2ワイドがショートパスの受け手へのチェックを同時に行う。
ボールはロングボールとして前線に配球される。3ボランチ3バックによってしっかりとロングボールを止める。
このフォーメーションでは、FWの得点の向上とWBからの配球による攻撃が重要になる。
守備面では3ボランチのうち、左右のボランチがサイド守備に出ることと、WBとの連携によるサイドの制圧。
WBと左右ボランチの位置が近いので、サイドでの攻防で連動制圧しやすい。
ショートカウンターを狙うので、WB+左右ボランチでのボール奪取から、ボールサイドのFW+中央に絞っている逆サイドのWB、FWの3人がアタッカー、フィニッシャーとなる。
3バックは今まで通り、3ボランチにムサエフを中心に櫻内などボランチ、WBの両方が出来る対人タイプ、左右WB、FWに配球出来るキッカータイプを置きたい。
WBは守備からカウンターで走ることのできるタイプ。スタミナとスピードの両方が必要になる。もしくは守備+キッカーで逆サイドのWB、FWへの配球やボランチとのパス交換で相手をコントロールできるタイプ。
FWは前線からのチェック、当たり負けしない体格や動きの出来るストライカー。WBと同じくスタミナスピードが要求される。
やはり磐田には3バック、2トップが合う。
3421でも4231でも1トップのみで流れからの得点は非常に少なくなっている。やはり2トップの方が得点につながりやすくなる。
重要なのは相手の隙を瞬間的に突ける正確さとスピード。ショートカウンターは堅守速攻のお手本。守備陣形、ボールの誘導と取り方の重要性や、そこからの少ない手数での速攻。速攻だからこそ得られるFK、PKが2次得点源になる。
2トップになる分、中盤が少なくなるので、中盤の守りの質を上げる必要がある。守備は分散すると意味がない。出来る限りまとまる必要がある。
特に3バックなので弱点となる左右のスペースをケアするWBが必要になる。そのWBをHの一に上げているので、その分を3ボランチでケアする。
N-BOXでは3バック2ボランチで2ボランチのみでサイドをケアしていたので非常に大変だった。
WBの後ろに3ボランチがいることでWBは攻撃に専念でき、CBもスペースのケアが少なくて済む。
2ボランチだと中央1人のみ残るが、2人残るので余力がある。
ボールサイドではWBも下がってスペースを閉じるので攻められるスペースはかなり狭くなる。
3322ワイドは3421ショートカウンターになるので2017年の積み上げを使うことができる。
積み上げをさらに底上げすることで攻撃力を上げられる。
3421の守備の強さはリーグ最少失点数で証明済みだ。
3421で対応できなかった部分を潰すことでより攻撃的に変化することができる。
最終ラインのボールに対しての前からのプレッシャーと連動して受けてへのチェック。
前線4人が連動して動くことで中央の3ボランチで潰してカウンターに行くか、3バックのオフサイドトラップで奪うか。
WBは後ろのスペースをボランチに任せて動くことができる。
2ボランチでは守備時のワイドのケアが出来ず、スペースを使われることが多い。
3ボランチはサイドのスペースのケアをしつつ、中央もしっかりと対応できる構成。
3ボランチは守備でも攻撃でも中央ワイドの両方を支える重要な土台となる。
3322ワイドは4バックの攻撃時に2CBにはFW、SBにはWBがマークにつくのでバックラインからの構築を阻むことができる。
4バック攻撃時の弱点はSBのボールにチェックへ行き、CBへとボールを戻させる。この時にインターセプトを狙う。
相手GK、CBはボランチへのパスコースを使うので3ボランチがこれに対応する。
SHへのロングボールは左右ボランチがサイドへ展開して対応する。
FWへのロングボールはオフサイドトラップを狙うか3バックで対応する。
SBからSHへのボールはWBが縦へのボールを防ぎ、抜かれた場合は左右ボランチ、左右CBが対応する。
4バック、3バックともにFWはCB、ボランチの縦ラインの外側でWBとの連携できる位置を確保。
ボールサイドのFWが正面ニアに楔としてCBボランチを引き付ける。逆サイドFWWBはファーサイド、守備の裏、影に入ってフィニッシュを狙う。
カウンター時は前線4人だけでなく、3ボランチもラインを上げておく。FWやWBからのマイナスのクロスに対してミドルシュートを狙ったり、インターセプト、セカンドボール奪取から積極的にミドルシュートロングシュートを狙う。シュートを狙うことでFWやWBがこぼれ球に詰めて得点、ファールを誘発してPK、FKをゴール正面で獲得、などの2次攻撃の形を作ることができる。
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